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■2005年9月28日 第12回弁論 「証人採用決定、のはずが……?」
すでに裁判前の進行協議の時点で裁判官は、証拠調べは終わったとして、新たな証人申請を却下する雰囲気を見せていました。これを受け、ハイナンNETでは、ハガキや裁判所前でのチラシ撒きなど、裁判官への働きかけのための活動を行いました。このまま裁判が結審してしまったら、良い判決なんてとても期待できません。 今回の法廷は、原告側の主張する証人申請が却下されれば、弁論の終了を意味する結審を、次回弁論にされてしまうという緊迫した状態でした。この状況に危機を感じて集まってくれた多くの人々が、約50席の傍聴席を満席にし、かつ法廷に入りきらない人々が20人近く見守るなか、原告側の弁論が始まり、証人として申請中の研究者のキム・チョンミさんの陳述書が提出されました。
その後、今回の裁判でも争点になっている除斥や国家無答責の法理に関して、専門家の意見を証拠として確認したあと、最後に原告弁護団からの意見陳述が始まりました。それは、これまでの裁判のあり方に対する怒りをこめた批判でした。 裁判官は呆然とし、とても「次回結審」を言い渡せるような雰囲気ではなくなりました。その後、彼らはいったん法廷から退出し、裁判の判断を話合っていました。これは、そうめったにあることではありません。戻ってきた彼らが出した結論は、証人申請の判断を「延期」するというものでした。 傍聴席の力と弁護団の訴え、裁判当日までのハガキ・FAXなどによる働きかけが、安易に「次回結審」の決定が下せない状況をつくり出した瞬間でした。しかし、裁判官はこれで証人採用を認めた訳ではありません。次回裁判でどのような判断を下すのかを私たちはしっかりと聞きとどけなくてはならないのです。 |
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